2022

2022年も描いては塗りつぶしていたので総枚数は少なかったが、関西の自主制作批評誌の表紙に使っていただけたり、初めて公募展に出して賞をもらったり運が良かった。
わたしは写実的に描くことにあまり興味がないのだが、写実的な部分があった上で空間に歪を生じさせる試みや、写実的である部分とデフォルメされた部分を同居させる試みなど試行錯誤を続けてきたのがちょっと形になってきたかなあという感じ。やっと好きなものが描けるようになってきたと思う(技術面でも精神面でも)。

批評誌Silence表紙『当たり前の愛』

第31回けんしん美術展けんしん同友会賞『生存観測-1』人工光がある風景に興味があるのでコンビニを描いた。それぞれの個人が現実を生きているが、他人の現実をのぞき見れるわけじゃないからじつはこんな風かもねっていう絵。目撃者いるけどw

第58回大分県美術展入選『無名の継承』前の作品『デカいおじぎ』から継承された花輪。生きてるとけっこう先輩方からなにかスピリット的なものを継承しているな、と感じることがある。そういう絵。

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